Skip to content

70歳代半ばになったら定期預金や有価証券は解約したほうが良い?

『人生100年時代』と言われる昨今、老後の生活のために、計画的に貯金や運用に励んでいる方もいるかと思います。


しかし、一生懸命に貯蓄をしても、定期預金や有価証券にしておくと、いざという時に預金が使えない、換金できない可能性があります。なぜならば、定期預金を引き出すには、【定期預金の解約】をする必要があり、もし認知症や健康状態の悪化などの理由で判断能力が低下してしまうと、解約をすることができないためです。


こうした場合に家庭裁判所に成年後見人を選任してもらわねばならず、労力と多額の費用負担が懸念されるため、定期預金の解約を断念せざるを得ないケースが数多く見受けられます。金融庁も預貯金の不正な引出しを防止するため、金融機関の本人確認を厳格化する方向で検討をしているようです。

いざという時に困らないように、70歳代半ばには定期預金や有価証券の解約を検討すると良いかもしれません。