FPが資産形成(運用)のアドバイスを行う目的はなんでしょうか。
- お金を増やすこと?
- 運用プランが市場平均に勝つこと?
- 相場をあてること?
答えは「ちがいます」。
さらに質問です。
- 来月の為替相場は「円高」か「円安」でしょうか?
- 来年の株価は「上昇か」か「下落」でしょうか?
- 10年後の世界経済は「成長」か「衰退」でしょうか?
答えは「わかりません」、です。
予想することはできても、結果はその時になってみないと誰にもわかりません。
将来どのようなシナリオになっても、対応できる資産形成プランの提供であり、相場をあてることではありません。
また絶対に損失を回避(ノーリスク)できるプラン(ポートフォリオ)などありません。
では改めて、FPが資産形成のお手伝いをする目的はなんでしょうか。
相談者が老後にお金に困らずに、人生を全うできるようにするためです。
多くの家庭にありがちなポートフォリオは、「現預金と保険・個人年金」です。
この構成は一見するとリスクは無いように見えますが、マイナス金利自体に「インフレによる物価上昇」や「円安による輸入品の高騰」などには対応できません。これは現役を退いた後、手元の現預金と公的年金に頼るだけのプランでは資産寿命がショートする、自身の寿命より短くなってしまいがちです。
まずは「資産形成手段」として、国の制度である
・個人型確定拠出年金(iDeCo)
・少額投資非課税制度(NISA)
まだの方は、ここから始めて、お金にも働いてもらうことを学びましょう。
あおばファイナンシャルプランナーズ
https://www.aobafp.jp/seizon.html
老後の資産設計シミュレーション