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「3つの寿命」

人生百年時代が目前です。新1万円札やNHK大河ドラマで注目される渋沢栄一の言葉「四十、五十ははなたれ小僧・六十、七十は働き盛り・九十になって迎えが来たら百まで待てと追い返せ」」が、百年の時を超え、広く現実のものとなりつつあるのです。

こうした「生命寿命」の伸長に伴い、「健康寿命」とともに課題となっているのが「資産寿命」。すなわち、資産面の制約なく生活できる期間です。新しい学問分野として金融ジェロントロジー(金融老年学)も登場しています。

その対策のひとつは、70歳定年などの定年延長(働く期間の延長)です。しかし、長期間同じスキルで稼ぎ続けるのは容易ではありません。そこで、自分自身のキャリアプランを切り拓くために、新しい知識や技術を主体的に身につけていく必要がでてきます。近年、リカレント教育が注目されている理由のひとつがここにあります。もちろん、元気に働きつづけられるよう、健康の維持と増進にも努める必要があります。

キャリアや健康は、ご自身の努力に加え、社会環境や生活環境のなかでさまざまな要素や条件に支えられ、バランスをとって成り立っています。ですから、たとえ大地震のような大災害に見舞われなくても、競争相手の出現や景気変動、日ごろの小さな不摂生などが、最後の一押しとなり、バランスや予定が崩れてしまう可能性があるのです。そうした万一に、お金の側面から備えるお手伝いをすることは、私の大切な使命のひとつです。ぜひ、お気軽にご相談ください。

「生命寿命」「健康寿命」「資産寿命」を長く保ち、精神的に豊かに生きてゆきたいものです。