お金の小学校 - 4時間目「お金に働いてもらおう」Chapter2:投資で守るべき、3つの「コ」 より
最後の第3の「コ」、これは「コトコト」です。「コトコト煮込んだスープ」などと聞くと、いかにもじっくりと時間をかけた結果、おいしそうでコクのある料理が出来上がっているさまが想像できますね。
まさに投資も、「じっくりコトコト」が大切な要素のひとつなのです。同様に、所有した金融商品は最低でも10年は保有した方が、低リスクで運用できるのです。短期間で売買取引を繰り返すと、リスクの割合が上がってしまうのです。
以前「複利の効果は必須」というお話をしました。元本だけではなく、利息にまで利息がつくという複利は、資産を殖やすにあたって、まさになくてはならないポイントです。しかし本当の複利の効果は、運用をはじめて8〜9年を過ぎた頃から。それまでは単利とあまり変わらないので、そういった意味からも10年以上保有し、リスクを減らし、資産を殖やすことが大切といえるのです。
一方で、「10年以内に使う予定のお金」は、「投資」に組み入れてはいけない、ともいえます。なんでもかんでも「投資」に回してはいけません。「すぐ使うお金」「(資産運用として)働いてもらうお金」に色分けし、3〜5年以内に使うお金は、銀行の定期預金などの元本の安全性を重視した商品に預けましょう。ここでも、ライフプランをざっくりと10年に分けて考えると、お金の色分けが明確になってきます。ぜひ参考にしてみてください。
3つの「コ」、理解できましたか? 詳しくはこちらの↓「お金の小学校」に載っていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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